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ジェンダーギャップ…も複雑になってきましたよね。
五輪の森会長の発言が、物議をかもしている…とは言いながら、ぶっちゃけ本当のことを言っただけじゃねーの?と思っている昭和な社長さん、おはようございます。
例にもれず、話し長めなOffice Triangleの花澤です(苦笑)
なんで話し長めになるんでしょうね。脳の構造の違いでしょうかね。
男女で脳梁の太さが違うので、右脳と左脳で交換される情報量が違う(だから女性はマルチタスクがお得意)なんて話はよく聞きます。信憑性の薄い理論みたいですが。
まあ、でもウッカリ信じたくなるのは、論拠はともかく自分の経験で実感することが多いからでしょうね。
女性脳・男性脳の違いはともかく、大阪大学の大竹教授は「徒競走をするとき、男性は1人で走るより、2人で走った方がタイムは良くなる」と仰っています。
お互いを競わせた方が、男性はパフォーマンスが良くなる、と言うのは大変興味深い結果です。
ところで、草食男子・絶食男子と言う言葉が現れて10年以上たちますが、この結果は絶食男子たちにも当てはまるんでしょうか。
なんとなく競争回避しそうな気がします(わたしの勝手なイメージですけど)。
そして女性がなるべく競争を回避しようとするのは、生まれつきと言うより、その後の環境によるものらしいです。
こちらも昨今の肉食女子にも当てはまるんでしょうか。
だれか検証してくれないかな~~(笑)
さて最初の森会長の話に戻りますが、会議の場で発言が長いのは、女性ではなく男性らしいですよ。
そう言うデータがあるそうです。
つまり何のエビデンスもない話という訳で。森会長の勘違い、思い込みと言うことですね。
だけど、こう言うことって森会長に限らず、よくある事ではないですか。
立場を考えると、森会長の発言はまずいと思います。確かに大問題です。
でも、女性蔑視だ、なんだかんだとわーわー騒いで発言を封じ込めるより、言葉にしないけど根底にある性差別的な考え方をどうやったら失くせるか、の方がはるかに意味がある議論だと思うのですが、いかがでしょうか。
言葉にしたら問題だから、言わないけど、ぶっちゃけ「オンナって論理的に話が出来ないんだよな~」とか「感情でものを言うんだよな~」とか思ってる人は案外たくさんいます。
それが無くならない限りは、言葉をいくら封じても意味がないんじゃないか…と個人的には思います。
そして、性差別だけではなくて、わたしたちはありとあらゆるところで、勘違いや思い込みの罠にとらわれています。
今回のことを自分事として捉えるなら、いかにそれを回避するか考えてみることが大事なんじゃないかな。