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あらゆる策を講じて、やむを得ず戦わなければならないように仕向けるべきだ

確定申告であわあわしていたら、申告期限が4月15日に延長になって、ほっと胸をなでおろしている社長さん、

おはようございます。

コロナで四苦八苦のみんなの為と言うよりは、税務署の混雑回避なんだろな~と思っているOffice Triangleの花澤です。

 

ま、これも一種のコロナ対策でしょうかね。

このくっそ忙しい時にコロナにかかってる暇なんか無ぇんだよ!と言う、税務署職員のみなさまのこころの声が聞こえてきそうです(妄想ですけど・笑)←暇だからかかる訳でも無い(^^;

 

閑話休題。

 

「人間の力というのは、必要に迫られててこそ十分に発揮される。

そのため、リーダーは自ら退路を断つなど、あらゆる策を講じて部下たちがやむを得ず戦わなければならないように仕向けるべきなのだ」と言ったのは、『君主論』を著したイタリアの思想家・マキャヴェリでした。

 

「必要は発明の母」と言う言葉もありますね(こちらは、スイフトの『ガリバー旅行記』に出てくるセリフですね)

 

生産性向上のための方策として、元マイクロソフトのトッププログラマー・中島聡さんは、その著書『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』で、締め切りまでのあたえられた時間の前半三分の一で仕事の8割を終え、残り時間はあとの2割とブラッシュアップに使うことを推奨されていましたが、ほとんどの方は夏休みの宿題を直前にあわててやる現実は、今も昔も変わらないからこそのマキャヴェリの言葉なのかもしれません。

 

締め切りの無い仕事は永遠に終わらないとも言いますしね。

とは言え、重要なのはそこではなく「あらゆる策を講じて、やむを得ず戦わなければならないように仕向けるべきだ」と言うところです。

 

前半に、ほぼほぼ終わらせるのが理想だけれど、ほとんどの人が理解していても実践できていない。

では、どうするか、と言うことです。

だから、「やむを得ず戦わなければならないように」環境を整えよう。仕組みをつくろう。と、言うことではないでしょうか。

 

さて最初の確定申告の話に戻ります。

あなたは何故、確定申告をするのでしょうか。

 

 

そう言う決まりだから?

税務署から指導が入ったから?

借入をしている銀行さんに提出しろって言われたから?

あるいは、何がしかの認証を受けるために必要だから?

 

理由はいろいろあると思います。

そして、それが間違いだとは言いません。

 

(だって実際、税務署から怒られるし、確定申告した決算書が無ければ貸さないぞッて銀行さんに脅されるし、認証なんかの類は論外だッて言われるでしょうしね。あと、株主さんからはそっぽを向かれますね。いやはや切ないですね)

 

では、もしも申告する必要が無かったら?

申告しませんか?

もしかすると、しないかもしれませんね。

 

でも、そうすると自分の商売が儲かったのか損したのか、ハッキリしませんね。

そこは自分の事だから、申告はしないけど、決算はする?

…その可能性は無いとは言えません。

夏休みの宿題をサッサと終わらせるタイプの方ならば。

 

ここまで読んでくださったあなたなら、おわかりの事と思います。

申告は国が税金をふんだくるためでもありますが、(言い方!ヒドい!!…苦笑)

それ以上に、1年間の商売の結果、儲かったのか損したのかハッキリさせるための仕組みです。

決算は、そこを明確にするのが目的です。

 

1年間の結果・成果を見て、次の1年どうするかと言う作戦を立てるためのものです。

だとすると、4月に延長になったからと言って、うかうか喜んでばかりもいられません。

サッサと終わらせて、サクッと次の戦いを始めなければならない。

と、私は思うのですが、如何でしょうか。

 

とは言え、

そんな事ぁ~わかってんだよッ(怒)

できて無ぇんだから、困ってんだよッ!てやんでぇッ!!と言う声も聞こえてきそうです。

 

ごめんね、エラそうで(苦笑)

…ほんとに困ったらお手伝いするので許してね。

そして、まだ時間はあるから頑張って!!

 

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