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なぞの1円に翻弄された日
12月も残すところ10日になりました。
怒涛の12月も、あとはクリスマス、年末大掃除、年越しを終えれば、新年です。
今となってはクリスマスもへったくれも無いんですが、この時期になると思い出すことが一つ。
昔々ワタクシにもキラキラしい20代があったわけでして。
クリスマスに特に予定はなくとも、ぐずぐず会社に居残りはしたくない!
グッとこぶしを握り締め、何としても定時に帰る!と鼻息荒く、金庫の締めを行っていたわけですよ。
ところが!昨日までピッタリ合っていた金庫が合わな~~~い!!!!
え?なんで?今日は入金も出金も数えるほどしかなかったはず。
いや、落ち着け、私。
数え間違いかも知れん。もう一回心を落ち着けて、数えてみよう。
その前に、ちょっと深呼吸して~~~
……合わない( ノД`)シクシク…
しかも、1円がどうしても会わない…
当時、入社2年目のぴよっこだったワタクシ、もうい~や!と帰るわけにも参りませぬ。
恐る恐る「課長~~~~1円が合わないんですぅぅ」とかわい子ぶって訴えてみましたが、
「うん。もっかい確認してね」とサクッと返される始末。(そりゃそーだ)
机をひっくり返そうが、
脳みそのすみずみまで振り絞ってみようが、
どうにもこうにも判明しません、1円が。クリスマスなのに。
いや特にデートの予定もありませんでしたけど、クリスマスなのに。
会社の若い男の子たちが「ロンリーな彼女をGETしに行くぜ~~」と張り切って飲みに出かけたクリスマスなのにぃぃ・・・・
たぶん相当恨みがましい顔をしていたと思います(笑)
で、3時間も4時間も1円と格闘した結果
・・・・謎の1円は不明のまま、ようやくお許しが出て帰ることが出来たのでした。
(半泣きでしたよ、ほんと)
ところが、この謎の1円。
翌朝一番に金庫を数えたら、なんと不思議なことにピッタリ合ったんですよ。
どこに隠れていたんでしょうか。
クリスマスのドッキリでしょうか。いや、そんなドッキリ要らないけど!
それ以来、入出金がなくとも、どんなに急いでいても、キッチリ合わせて帰るのが習慣になりました。(ビビりなもんで…笑)